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『政策学会講演会特集』

政策学会講演会(レポート)
『銀行員DX物語 イントレプレナーとしての挑戦 「できない」ではなく、どうしたら「できるか」を考える』

テーマ 『銀行員DX物語 イントレプレナーとしての挑戦 「できない」ではなく、どうしたら「できるか」を考える』
講師 永吉 健一 氏
日時 2026年6月29日(月)16:40~18:10
会場 RY地2

 2026年6月29日(月)5時間目の「組織論入門」において、政策学会講演会講師としてみんなの銀行・取締役頭取である永吉健一氏をお迎えした。永吉氏の講演論題は、「銀行員DX物語 イントレプレナーとしての挑戦 『できない』ではなく、どうしたら『できるか』を考える」であり、ふくおかフィナンシャルグループ内でのみんなの銀行創業から拡大までの過程について組織変革・イノベーションに関連づけた話題提供をいただいた。

 まず、構造変化が激しいビジネスの世界においてテクノロジーが果たす役割の大きさ、その中で、銀行業において求められるイノベーションの在り方について、学生たちに身近な例を出しながら説明していただいた。そのアイスブレークを経て、永吉氏がふくおかフィナンシャルグループでの出島カンパニーとして全く新しい金融サービス企業の創業を行った過程、そこに至るまでの永吉氏の思考(志向)と行動について詳細に説明いただいた。思考方法や実践の多様性に関しては、新たな銀行を創設する際の銀行員とデザイナーの考え方の相違、金融を通じたコミュニティ応援の取り組みなどの説明をいただき、様々な課題解決・アイデアの具現化を繰り広げてきたことを説明していただいた。

 永吉氏の講演の前々週・前週にイノベーションに関するレクチャーを受けた上で、永吉氏による企業の現場で起こったイノベーションの実相について聞いた受講生たちは講演に強い興味を持って耳を傾けていた。講演後も永吉氏への質問の列も途絶えずに、学生たちとの活発な議論もあり、充実した政策学会講演会であった。

(政策学部教授 田中 秀樹)

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