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研究科案内
研究科長メッセージ
成熟した学術コミュニティの構築を目指して
研究科長 川井 圭司
同志社大学大学院総合政策科学研究科は、次代の社会が求める「人財」、すなわち高度な問題解決力を総合的に備えた政策エキスパートを養成する大学院です。急速に変化する社会の中で、複雑かつ解のない課題に向き合い、それを構造的に分析し、実効性ある解決策を構想・実装できる力が強く求められています。本研究科は、その力を体系的に育む知の拠点として歩みを重ねてきました。
1995年の創設以来、「開かれたアカデミズム」の理念のもと、理論と実務を架橋する教育・研究を重ね、とりわけ社会人大学院として、知と実践が出会い、相互に高め合う学びの環境を築いてきました。
この歩みを礎に、構成員一人ひとりが研究科の主体として学び合い、支え合う「成熟した学術コミュニティ」を共に創り上げていくことが、私たちの重要な使命であると考えています。
本研究科の学びを豊かにしているのは、多彩な背景をもつ人々が集うダイナミックな教育環境です。さまざまな分野で豊富な実務経験を積んだ社会人、さらなる専門性を志して進学した学生、多様な文化的背景をもつ留学生、そして第一線で活躍する教員が一堂に会し、ともに学び合うことで、知と経験が有機的に交差していきます。その対話と議論の積み重ねを通じて、理論は現実の文脈として再構成され、新たな発想と実社会へと広がるネットワークが自然に形成されていきます。ここで築かれる人的つながりは、修了後の実践を支える確かな財産となるでしょう。
このように総合政策科学研究科は、高度な知の探究と創造的実践を架橋し、人と人を結びながら未来を構想する知の共同体です。研究者、行政官、実務家、民間企業に携わる人材、経営・起業分野の担い手、国際社会や地域社会のリーダー、思想と実践を通じて社会変革に取り組む人々など、それぞれの領域から社会に新たな価値をもたらそうとする志ある皆さんを、心より歓迎いたします。