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政策学部・田中宏樹ゼミ「たつの市地域創生アイデアコンテスト」で8年連続最優秀賞受賞
2026年7月18日、大阪大学、同志社大学、関西学院大学、兵庫県立大学、甲南大学、京都産業大学の6大学、64名の学生出場のもとに実施された「たつの市地域創生アイデアコンテスト2026」で、政策学部田中宏樹ゼミ3年次生の荒尾由さん、浦野夏妃さん、奥村美羽さん、柏原詩さん、竹田伊吹さんが行った政策提言が、見事、最優秀賞に輝きました。
5人は、たつの市において健康寿命が相対的に低位にあり、西播磨地域の中でも生活習慣病の受療率や要介護認定率が高い一方で、特定健診受診率やフレイル認知度が十分でないことを定量的に示しつつ、健康加齢の延伸を目指す上で、市民の健康増進意識が十分醸成されておらず、市の健康施策が市民への行動勧奨として機能しづらい実態を、現地フィールドワークの知見をもとにあぶり出しました。その上で、脳の健康状態を可視化する国際標準の健康指標であるBHQ(Brain Healthcare Quotient)に着目、表情を撮影することで短時間かつ手軽に脳を起点として健康増進と生活習慣の改善勧奨を行える「クイックBHQドック」を市の既存の健康施策に取り入れることで、市民の健康への関心をより効果的に掘り起こしうることを、国内外の概念実装(Proof of Concept)の事例をもとに提起しました。
具体的には、買い物のついでに脳の健康状態を手軽に測定できる「たつラボ」、地域コミュニティの集まりや催しに出向き、脳年齢の計測を起点に健康相談や地域のつながりを強める「たつケア」、BHQの測定結果をもとに、地域の歴史文化資源や観光資源の中から、個々人にフィットした脳活性化の散策ルートを推奨・提案する「たつブラ」の三つの政策コンテンツを構想、「知る」「相談する」「人とつながる」という三つの段階を一体的に支援する健康増進活動勧奨パッケージ-「たつ脳ウェルネスアクション」として提言しました。
血管年齢、カーボンカウントなど、メジャーな健康チェック項目に日常把握しづらい「脳の健康」を加えることで、健康無関心層へも生活改善のきっかけを与えうることを、BHQに関する学術的知見を交えつつ解明、脳年齢の測定を市民の関心喚起の入口とし、測定結果のフィードバック、専門職への相談、地域活動の紹介、コミュニティへの参加、健康行動の継続へとつなげる一連の政策プロセスを設計する次元に昇華させたことで、「先進性」「独創性」「実現可能性」「地域資源との接続」「政策パッケージとしての完成度」いずれの点も満たす提言内容として、市長をはじめとする審査員から高く評価されました。田中宏樹ゼミとしては、2019年度の初回大会以来、今回で8年連続の最優秀賞受賞となりました。
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