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2022年度第2回同志社大学政策学会セミナー開催のお知らせ(6月22日)

'22年6月14日 更新
発表者
増渕あさ子(同志社大学政策学部助教)

発表タイトル
「公衆衛生看護婦制度」から考える沖縄の米軍占領

発表の概要
1951年、米国統治下に置かれていた沖縄に「駐在制公衆衛生看護婦(以下、公看)」制度が導入された。公看育成は、米軍にとって性病管理を通して米兵の健康を持するために必須であっただけではなく、「女性解放」を掲げながら民主主義を喧伝する米国の冷戦文化戦略とも親和性を持つものだった。一方で、慢性的な医療人材・施設不足に悩まされていた沖縄において、公看は地域医療の重要な担い手となり、その業務は生活改善や母子保健
指導、衛生教育、結核予防・治療に至るまで多岐にわたった。占領政策の一環として養成されながらも、地域住民の生命・生存の守り手になっていった公看にとって沖縄の「占領」はどのような事態だったのか。本研究では、公衆衛生看護婦制度を単なる医療衛生事業としてだけではなく、軍事主義、冷戦の文化政治、ジェンダー・ポリティクスが複雑に輻輳した場として分析する。

発表日時
2022年6月22日(水)16:00~17:30

アクセス方法
Zoom、事前申し込み不要。以下のURLよりご参加ください。
https://us06web.zoom.us/j/84828504758?pwd=ZmFlWVBnT2x2TDlwcWNIblVuRlprZz09
Meeting ID: 848 2850 4758
Passcode: 757813

参加無料

主催
同志社大学政策学会

お問合せ先
増渕:amasubuc@mail.doshisha.ac.jp
西山:knishiya@mail.doshisha.ac.jp
発表者
増渕あさ子(同志社大学政策学部助教)

発表タイトル
「公衆衛生看護婦制度」から考える沖縄の米軍占領

発表の概要
1951年、米国統治下に置かれていた沖縄に「駐在制公衆衛生看護婦(以下、公看)」制度が導入された。公看育成は、米軍にとって性病管理を通して米兵の健康を持するために必須であっただけではなく、「女性解放」を掲げながら民主主義を喧伝する米国の冷戦文化戦略とも親和性を持つものだった。一方で、慢性的な医療人材・施設不足に悩まされていた沖縄において、公看は地域医療の重要な担い手となり、その業務は生活改善や母子保健
指導、衛生教育、結核予防・治療に至るまで多岐にわたった。占領政策の一環として養成されながらも、地域住民の生命・生存の守り手になっていった公看にとって沖縄の「占領」はどのような事態だったのか。本研究では、公衆衛生看護婦制度を単なる医療衛生事業としてだけではなく、軍事主義、冷戦の文化政治、ジェンダー・ポリティクスが複雑に輻輳した場として分析する。

発表日時
2022年6月22日(水)16:00~17:30

アクセス方法
Zoom、事前申し込み不要。以下のURLよりご参加ください。
https://us06web.zoom.us/j/84828504758?pwd=ZmFlWVBnT2x2TDlwcWNIblVuRlprZz09
Meeting ID: 848 2850 4758
Passcode: 757813

参加無料

主催
同志社大学政策学会

お問合せ先
増渕:amasubuc@mail.doshisha.ac.jp
西山:knishiya@mail.doshisha.ac.jp
開催日
2022年06月22日(水)
16:00~17:30
開催場所
オンライン
Zoomにて開催
費用
  • 無料
対象者
  • 在学生
  • 受験生
  • 卒業生
  • 一般の方
参加申込
  • 申込不要