学部案内
特徴
政治、経済、法律、組織。「政策」は、さまざまな視点から学べるから面白い

学科の特色
日本や世界の将来に関わる「政策」の本質を学ぶために、学生が個性を発揮しながら能力を高める学びを行っています。社会が抱える問題を発見・解決する「政策」を学ぶには、まず幅広い学問を修得し、その知識を基盤にさまざまな分野から自分自身のテーマを見つけ、実践力を身に着けていくことが重要です。学生が早い段階で自身の関心を見つけられるように、初年次から、将来に目指す学びのイメージや、経済活動などを社会科学的に見る目の醸成、基本知識とコミュニケーション能力を身につけます。
2年次からは、政治・行政、法律、経済、組織、国際社会などの広範な専門科目を効率的に学ぶことができるよう、「政策レファレンス」を指針とし、個人の関心に応じて最適な科目を体系的に学びます。
政策現場を重視した実践的な教育により、問題解決に至る「政策」の理論と方法をシステマティックに探究するとともに、学生自身がさまざまな現場に学びを深めることが政策学科の学びのスタイルの一つです。
First Year Experience
スムーズに大学生活になじむための導入科目
入学してすぐに全員が受講する科目が「First Year Experience」略してFYEです。FYEは、新入生がスムーズに大学生活になじめるように企図されたオリエンテーション科目です。政策学部の教授全員がそれぞれのクラスを持ち、1クラス15名前後の少人数で開講します。この科目では、学習を進める上で必要となる学内の情報へのアクセスの仕方やレポートの作成に向けた基本的な知識が得られ、大学生活における学びの一歩を個性あふれる教員によって丁寧に導いていきます。教員と学生のあいだのコミュニケーションのみならず、学生同士の議論を深めることも特徴の一つです。
アカデミック・スキル(AS)
大学の学習スタイルをいち早く身につける
1年次の秋学期から2年次の春学期にかけて受講する科目です。ASは大学での学習や研究に必要となる様々な技術を身につけるための科目で、16名以下の少人数制クラスとして開講されます。内容は「読解」「分析」「伝達」の3つの分野に分かれ、各分野について体系的に学べるように構成されています。クラス数は各セメスター20~30程度開かれており、中には英語で行われるものもあります。学生はシラバスを参考に自身で履修したいクラスを選ぶことができ、選択肢が多く自由度が高い内容となっています。
フィールドワーク(演習ほか)
社会の現場に足を運んでリアルに学ぶ
学生一人ひとりの可能性を支えるために、2年次秋から演習(卒業演習プロジェクト)を開始します。社会の現場に出て学ぶ「フィールドワーク」を通じて一人ひとりのテーマを実践的に深く追求。現場を訪れることで本やインターネットでは気付かない色々な情報を得ることができます。また、数多くの重要な情報が現場にあるという事実に気付くことが、学びの最も重要な目的となります。卒業論文テーマ例
・テレビ報道のワイドニュース化・ビール業界の経営戦略-若者のビール離れを防ぐー
・介護労働の待遇改善-介護報酬を中心にー
・インドでのデリバリーサービスの現状と今後の可能性
・日本における城郭の保存について
・統合型リゾートの経済効果に関する一考察
・学校で発生するスポーツ事故-教育現場における対応の現状と課題-
・ノルウェーの女性社会進出の歴史から日本の課題を探る
・女性の容姿の自己評価と自尊感情の関連性
・都市の特性とイノベーション創出力に関する考察
<2021大学案内より転載>