同志社大学 政策学部

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政策学部講演会特集

政策学会講演会(レポート)
『レイチェル・カーソンを未来に』

テーマ『レイチェル・カーソンを未来に』
講師上遠 恵子 氏
日時2017年11月9日(木)14:55~16:25
会場新町キャンパス臨光館(R207)

2017年11月9日(木)(14:55~16:25)に、上遠 恵子 氏(レイチェル・カーソン日本協会 会長)による「レイチェル・カーソンを未来に」と題する政策学会講演会が開かれた。同志社大学新町キャンパス 臨光館2階207番教室(R207)には40名を超える聴衆が集まり、熱心にお話を聞き、質疑応答も活発であった。

上遠氏は、1929年生まれではあるが、レイチェル・カーソン日本協会会長であり、またエッセイストとしても活躍中で、講演なども多数に上っており、説得力のある講演会となった。

政策学会講演会では、同氏が生涯のテーマにしているレイチェル・カーソンの生き方を紹介し、その自然に対する感性や、環境問題に対する鋭い批判的視点について紹介された。同氏が訳書として著したカーソンの『センス・オブ・ワンダー』(新潮社)、『海辺』(平河出版社)、『潮風の下で』(岩波書店)などを紐解きつつ、また高名な『沈黙の春』を引きつつ、熱意あふれる語り口で論じられた。その中で、カーソンについてはその執筆活動以上に何よりも重要なこととして、農薬問題をはじめとして、自ら反対や抗議の運動を積極的に行い、米国政府に働きかけるなど行動していたことであるとする。講演後の質疑でも、カーソンのこうした生き方に触発され、これからの環境問題への対応を考えるなど、未来に目を向けた議論が交わされた。充実した熱い議論が展開される時間となった。

(政策学部教授 新川 達郎)

政策学会講演会(レポート)『レイチェル・カーソンを未来に』