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PBL教育シンポジウム 「What is "International" Project Management?」      を11/20(水)に開催しました

2013年12月11日

 

201311203講時、政策学部PBL教育シンポジウム「What is International Management?」を開催した。PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)を推進する政策学部では、座学中心ではなく、自分たちでプロジェクトを企画・実行しながら、主体的に学ぶ取り組みを、ゼミや授業を通じて展開している。このシンポジウムでは、PBLを実践する2つのゼミおよび大学院生1名による事例を手掛かりに、国際的なフィールドでプロジェクトを推進していく際に求められるスキルやその難しさ、面白さについて考えることを目的とした。

 まず始めに、風間規男教授のゼミにおいて「国際班」として活動する岩堀徹哉さん・鳥居和人さん・水野希穂さん・正垣しおりさん・富田江実梨さんより、インドでのフィールドワークの経験が報告された。2013年春以降、バンガロールで行った、日本のアニメを通じて日本文化を伝える活動や、デリーで開催される日本文化祭への参加を検討した経緯が紹介された。次に登場した岡本由美子教授のゼミに所属する足立原由衣さんは、2013年夏に行ったミャンマーでのフィールドリサーチの様子を報告した。僧院での大学生との交流会、日本企業がミャンマーに進出するに当たっての日本貿易振興機構(JETRO)や実際に進出した企業での聞き取り調査、村での植林活動などが紹介された。最後に総合政策科学研究科博士後期課程の小山雅徳さんが、前職の在セルビア日本大使館専門調査員としての経験に基づき、日本の国際援助の実態と課題を報告した。特に、非政府組織(NGO)に「プロ」としての意識が求められること、「評価される側」としての認識が不可欠であることが指摘された。

 三つの事例を通して、国際的なプロジェクトに従事する際に求められるスキルとして「言語の壁を乗り越えるコミュニケーション能力」「異なる文化的背景を持つ人々を接する際に、相手に歩み寄る姿勢」「様々な立場にある人々と交渉・連携する際に、相手の立場に立って考える姿勢」「失敗を恐れず、まずやってみるというスピリット」「予期せぬ出来事に即座に対応する能力」「危機管理能力」などが挙げられた。またこうした能力や専門性だけでなく、「一緒に働きたいと思ってもらえる人になる」という人間としての成長も重要であるという視点が浮かび上がった。

 国際的なプロジェクトの企画、運営は、言うまでもなくチャレンジングな試みである。しかし、政策学部で学ぶ学生にとって、それは決して遠いことではなく、在学中に取り組むことのできる身近なものであり、何より自分自身が成長できる大きな契機となることが明確になったシンポジウムであった。

 

(政策学部助教 岡田 彩・助手 川北 泰伸)

 

 

 

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