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同志社大学法学部・政策学部合同講演会のご報告

2013年3月11日

法学部政策学部合同講演会

 

   同志社大学法学部・政策学部合同講演会が2013年1月21日13時15分より神学館礼拝堂において開催された。講師に東京大学大学院情報学環の須藤修教授をお招きし、「情報と政策:マイナンバー制度と新たな社会システムの創造」と題してご講演をいただいた。

 本講演では、まずクラウドコンピューティングの概要またその利点が説明され、eGov(電子行政)の動向として米国やデンマークにおいて取り入れられている実例が紹介された。例えば米国においては、地方政府が住民からの苦情をすべてコンピュータ上で管理することで、件数の多い地域や項目に重点的に予算を割り当てるなど、コストを削減しつつ政策決定が可能であるメリットが説明された。その上で社会保障と税の一体改革に基づいて現在進められている「マイナンバー」制度導入の意義と課題について図表を用いつつ分かりやすく解説がなされた。個人情報を番号制度によって管理することで年金給付等の煩雑な手続が簡便となるほか、バーチャル自治体による災害対応についての構想にも触れられた。同時に、情報セキュリティの重要性も強調され、我が国のサイバー攻撃に対する対策が急務である点が指摘された。

 本講演は、電子行政研究の最新の現況をお話しいただけたこともあり、来場者にとって非常に有意義なものであった。また、須藤教授はユーモアに溢れた方であり、会場内ではしばしば笑いも起こるなど、終始和やかな雰囲気であった。