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政策学会講演会(レポート)
『男性の育児休業―家庭から取り組む男女平等』

テーマ『男性の育児休業―家庭から取り組む男女平等』
講師篠田 厚志 氏
日時2018年6月5日(火)9:00~10:30
会場 新町キャンパス尋真館(Z30)

6月5日、政策学会講演会に講師として、NPO法人ファザーリング・ジャパン関西理事長の篠田厚志氏をお迎えし、「男性の育児休業―家庭から取り組む男女平等」というタイトルでお話いただいた。篠田氏は、さまざまな調査から、育児休業を取得したい男性は増えていること、しかし、実際に取得する男性は約5%に過ぎず、取得期間も2週間以内が大半であるという実態を紹介された。

途中から、実際に1年間の育児休業を取得した経験のある男性(A氏)に登場していただき、A氏との対談形式で講演を進められた。対談の内容は以下の通りである。

A氏は民間企業の従業員で、「自分で子育てをしたい」という強い思いと、「妻が早く仕事に復帰したがっていた」という理由から、配偶者より長く育児休業を取得した。上司はA氏の育児休業に賛成ではなかったが、若い社員がA氏を支持したために長期間の育児休業を取得することができた。若い男性社員は、自分たちも将来育児休業を取得したいという思いを持っているため、その先駆者であるA氏の行動を支持したのである。父親と母親の両方が育児をすることのメリットは、子どもは母親がいなくてもむずかることがないので、子育てが楽になることである。育児休業の1年間は、これまでの人生で最も楽しい時間だった。

講演後は、多くの学生から質問が出たため、予定質問時間の20分では足りないほどだった。

(政策学部教授 川口 章)

政策学会講演会

川口 章