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政策学会講演会(レポート)
『地球温暖化対策のメガトレンド』

テーマ『地球温暖化対策のメガトレンド』
講師梶原 成元 氏
日時2018年5月17日(木)10:45~12:15
会場 新町キャンパス臨光館(R204)

去る5月17日、政策学会講演会に講師として環境省参与である梶原成元氏をお迎えし、「地球温暖化対策のメガトレンド」というタイトルでお話し頂いた。梶原氏は環境省でのキャリアの中で、国連アジア太平洋経済社会委員会への派遣を含め、様々な立場で地球環境問題に取り組まれ、地球環境審議官として国際交渉の最前線に昨年まで臨まれていた。

講演では、気候変動は、旱魃・海岸線の浸食といった自然環境への影響のみならず、金融業・エネルギー産業などを通じて経済システムに打撃を与え、さらに水管理システムを不安定化させることで人々の移住をもたらし安全保障にまで対応を迫る、まさにグローバルリスクであることを、豊富なデータを引用しながら明解な説明を頂いた。

トランプ米大統領がパリ協定から脱退を表明したことに関しては、協定交渉担当者達が離脱リスクに備えて脱退の発効までに4年を要する仕組みをあらかじめ設けていたこと、また国内の業界団体と個別企業の環境問題への意識の違いなど、実際の交渉現場を知る立場ならではのお話も伺うことができ、大変に有意義な講演であった。

(政策学部教授 川浦 昭彦)

政策学会講演会

川浦 昭彦