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政策学会講演会(レポート)
『紛争後国家の実態-ルワンダとボスニアを例として』

テーマ『紛争後国家の実態-ルワンダとボスニアを例として』
講師小川 和也 氏
日時2016年12月21日(水)18:25~19:55
会場同志社大学新町キャンパス 臨光館(R302)

12月21日、ボスニア・ヘルツェゴビナ駐箚特命全権大使の小川和也氏を政策学会講演会に講師として迎え、「紛争後国家の実態−ルワンダとボスニアを例として」というタイトルでお話をいただいた。小川氏は東京大学法学部を卒業後、外務省に入省し、ボスニアに赴任される前は、ルワンダ駐箚特命全権大使を務められていた。ルワンダとボスニアは、20世紀末に世界各地で発生した武力紛争のうち、代表的な紛争を経験した2国である。

まず、両国における紛争に至る経緯について触れられた後、ジェノサイドは自然に発生するものではないことを指摘された。その後、両国の紛争後国家建設の現状と将来の展望についてお話しいただいた。そこでは、順調な発展を続けるルワンダにおける強力な政治的リーダーシップと3民族間のコンセンサス重視のボスニアにおける政治的行き詰まりが対比されていた。最後に、紛争後の平和構築に必要なものとして、強力で優秀な政治的リーダーシップ、経済成長、市民性の向上の3点を強調され、お話を終えられた。

受講者は政策学部生の他、政策学部以外の同志社大生、更に京都市外の社会人など様々であり、熱心にメモをとっている受講者の関心の高さが印象的であった。

(政策学部教授 月村 太郎)

政策学会講演会

月村 太郎