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政策学会講演会(レポート)
『アウンサンスーチー新政権:いまミャンマーで何が起きているのか』

テーマ『アウンサンスーチー新政権:いまミャンマーで何が起きているのか』
講師中西 嘉宏 氏
日時2016年6月21日(火)13:10~14:40
会場同志社大学新町キャンパス 臨光館(R301)

6月21日、政策学会講演会に講師として京都大学東南アジア研究所准教授の中西嘉宏氏を招き、「アウンサンスーチー新政権:いまミャンマーで何が起きているのか」というタイトルで講演をしてもらった。中西氏は、学生時代からミャンマーを何度も訪れ、滞在し、主に軍の研究をしてきた若き学究だ。スーチー女史の政党が大勝利を収めることとなった選挙を自分の目で見るべくヤンゴンに滞在し、その見聞したことを写真、動画を交えての詳細なレポートがあった。

憲法でスーチー女史が大統領になれなかったいきさつ、その問題点など、分かりやすい解説があり、ミャンマーの民主化の現状をどのように解釈するかについても、革命ではなく上からの改革による移行であるとの見解を示した。スーチー女史は「大統領より上」と主張、そのため「国家顧問」という新しいポストを創設し、就任することになったとの説明は、腑に落ちる者があった。

ミャンマーへの聴講者の関心は高いものがあった。学生のみならず一般の参加もあり、講演後、「ミャンマーとビルマはどう違うのか」など、多くの興味深い質問が聴講者からあったが、それらに実に明解な説明があり、最後まで知的でレベルの高い講演であった。

(政策学部教授 阿部 茂行)

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阿部 茂行