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ソーシャルメディアの覇者は?twitter vs mixi vs facebook

多田 実 投稿者 多田 実 : 2011年4月25日

みなさんは、「ソーシャルメディア」という語から、具体的にどのサービスを連想しますか?おそらく、日本では、twitter(ツイッター)、mixi(ミクシィ)、その次にくるのがfacebook(フェイスブック)だと思われます。今後、この「三つ巴の争い」はどうなっていくのでしょうか?facebookがmixiやtwitterに追いつき、追いこす日が訪れるのでしょうか?

2011年になってその人気に少し陰りが見え始めていたtwitterでしたが、未曾有の大震災後、携帯電話よりも有効に活用できたとの報道や口コミなどにより、現在またユーザー数が増えているようです。

tw_mixi_fb.jpg

twitterに関しては、以前、このブログ『政策なう - 話題のキーワードTwitterって?! -』で紹介しましたので、今回は、facebookに関する話題を中心に紹介しましょう。

「中国、インド、facebook」という言葉があります。もしfacebookを国とするならば世界3位の人口数になるということですが、日本では、facebookは現在mixiに利用者数で負けています。その直訳「顔本」からも、なんとなく分かるように、facebookでは本名での登録やプロフィールに自分の写真を掲載することが推奨されていて、多くの日本人はその非匿名性に抵抗があるのでは、とよく言われています(事実、mixiでは名前はニックネームで、写真も顔写真ではないケースがほとんどですよね)。

しかしながら、2011年1月15日(土)より全国ロードショーの映画「ソーシャルネットワーク」のヒットにより、facebookの知名度は急上昇しました。また、ソーシャルメディア・マーケティングと称される、企業の積極的な活用により(主な成功事例として紹介されているのは、後述する海外の企業ですけれど)、マーケティング活用においては、Twitterと同じか、それ以上にfacebookが重要であるとの認識も広まりつつあります。このような事例において、facebookの「ファンページ」と呼ばれるコミュニティが活用されています。このページは、通常のウェブサイトと同様の位置づけ、つまり、facebookに登録していない人でも閲覧可能となります。具体的な成功事例として有名なのは、企業では、コカコーラスターバックスなど、人物では、レディー・ガガクリスティアーノ・ロナウドなどで、それぞれ数千万人のfacebookユーザーがファンとして登録しているため、最新情報が彼らの「ニュースフィード」(Twitterでの「タイムライン」に相当する部分)にリアルタイム情報として現れているのです。

ところで、日本の企業や有名人のファンページ登録者数はどの程度だと思いますか?アジア諸国の人々から熱烈な支持があると言われていて、他の追随を許さないファン(2位以下とは一桁以上多い数)を獲得しているサティスファクションギャランティードでさえ数十万人程度で、海外の有名事例と比較すると二桁少ない(100分の1)のが現状です。また、日本の有名人がfacebookで開設している公式ファンページでは1位の坂本龍一ですが、10万人に満たないファン数です。twitterアカウントでは30万人以上のフォロワーが存在する、AKB48板野友美のfacebookページでは、twitterの100分の1にも満たないファン数です。まだまだ日本では、facebookの文化が定着していないといえるでしょう。

このようなTwitterとの大きな差は、facebookが現状のままであれば、なかなか縮まらないような気がします。そもそもTwitterでフォローするという行為は、ゆるいつながりを作ることであり、相手の承認は必要ありません。facebookのファンページへの参加も「いいね!」をクリックするだけですが(もちろん、facebookへの登録が必要ですが)、mixiでのマイミクに相当する、友達の申請には承認が必要です。私の周りでfacebookを本格的に使っている人たちに尋ねたところ、実際に会ったことのある人からの申請しか許可しないという人も少なくありません。つまり、twitterのようなゆるいつながりではなく、リアルに知っている人のみに自分の近況を知らせるというスタンスなのです(mixiは、半匿名が主流のようなので、これらの中間的な存在といえるかもしれません)。facebook利用に、このような抵抗感が根強く存在しているのであれば、twitterのような利用者数にはならないように思われますが、今後、この辺りの意識改革が実現すれば、facebookの利用者は飛躍的に増える可能性を秘めているとも言えます。さらには、友達がいなくてもfacebookを利用したくなるような仕掛けや、他のメディアとの連携などがもっと身近になれば、ソーシャルメディア「三つ巴の争い」はますます激化することが予想されます。が、果たして...。ちなみに、私、多田実はもっぱらtwitter派ですが、何か?(笑)