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政策最新キーワード

隠れた承認欲求

太田 肇 投稿者 太田 肇 : 2006年10月23日

日本人はなぜ、「認められたい!」と言えないのか?
インターネットの掲示板を覗くと、若者の強烈な自己主張と自己顕示に圧倒される。街中を集団で爆走する暴走族や成人式で乱行する若者たちを見ていても、若者たちがいかに自分の存在を認めてほしがっているかがわかる。

若者ばかりではない。サラリーマンが休暇も取らず夜遅くまで残業するのは、仕事が忙しいばかりではなく、上司や周囲に認めてほしいと思っているからだし、いっとき産業界やマスコミを騒がせた成果主義が想定外の大きな不満に直面して挫折したのも、それが実力や実績を表すシンボルとしての役割を果たせなかったからだと私は理解している。

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「チーム安倍」の力量

田中 宏樹 投稿者 田中 宏樹 : 2006年10月10日

9月26日、安倍新内閣が発足した。注目の人事は、労壮青のバランスに配慮しつつも、総裁選の論功行賞の色彩が強く打ち出されたものとなったため、早くも一部マスコミからは、身内で固めた「学芸会内閣」との批判が飛び出した。

こうした批判に甘んじないためには、安倍首相が、適材適所と自負する「チーム安倍」を最大限活用し、小泉時代のように、機動性と戦略性に長けた政策決定を、自ら主導的に行っていくことが不可欠である。しかし、人事の目玉として打ち出された官邸機能の強化策が、果たして首相主導の政策決定の定着・深化に結びつくかは、未知数といわざるを得ない。

小泉前首相が、抵抗勢力と張り合いながら、構造改革路線を全うできたのは、経済財政諮問会議に政策決定機能を集約し、改革の司令塔として活用してきたからに他ならない。自民党一党支配のもとで、幅を利かせてきた省庁間調整や(族議員の集合体である)部会での了承手続きを骨抜きにして、政策決定の主導権を掌握したことで、まさに「自民党をぶっこわす」までの、果断な意思決定が行なえたといえる。

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売上税 Sales Tax

大島 佳代子 投稿者 大島 佳代子 : 2006年10月2日

皆さんは、セールス・タックス(sales tax)という言葉を聞いたことがありますか。物品やサービスの消費に課される税金のことです(日本では消費税といいますね)。現在のわが国の消費税率は5%(消費税法上の消費税率が4%+地方消費税1%)で、最終的に消費税を負担するわれわれ消費者としては、全国どこでも5%だと思っていますね。ところが、合衆国の Sales Taxは州または地方が課す税金なので、サンフランシスコ周辺でも微妙に税率が異なっています。写真にあるレシートを見比べてみて下さい。

左が私の住んでいるコントラ・コスタ郡の、右がサンフランシスコ市にあるお店のものです。Tax欄に8.25%と8.50%とあるのが見えるでしょうか。カリフォルニア州のSales Taxの税率は7.25%なのですが、コントラ・コスタ郡の場合は、これに加えて郡の交通局とベイエリア高速交通局に対する交付金として各0.5%ずつ上乗せされているので、トータルが8.25%となるのです。この辺りでは、カリフォルニア大学バークリー校のあるアラミダ郡が最も高く8.75%の税率です(ヘルスケアサーヴィス税が含まれている)。また左のレシートを見ると、商品名の横に個数(1)とあって、その横にTとありますね。その商品が課税対象だという意味です。この日はミルクやパンを買ったようですが、これらは非課税です。

この夏休みアメリカに行った人は、レシートのチェックをしてみたら如何でしょう? ちなみに、ロサンゼルスは8.25%の税率ですから、サンフランシスコと両方を訪れた人は、お土産をロサンゼルスで買った方が多少お得だったわけですね。

さて、ちょっと難しい質問です。税率の低い州から、ネットで物を買ったらどうなるのでしょう? 興味のある人は調べてみて下さい。