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教員紹介

教員紹介担当科目・演習紹介

太田 肇 教授

おおた はじめ 太田 肇 教授

専門分野組織論
研究室渓水館234号室



専門分野について

私の専門は組織論です。一般の人は組織というと、会社の社屋や役所の庁舎のような建物をつくることを連想します。しかし、会社や役所はもちろん、学校や地域のような組織も人間によってつくられ、人間によって動かされているのです。ところが、組織がつくられ大きくなるにつれて、だんだんと個人の意思から離れ、独自の論理で動くようになってきます。そして、ときには組織の目的や利害が個人個人のそれらと対立する場合も出てきます。しかし、個人の目的や利害を無視したり抑圧したりすると、結局は組織の目的も達成することができません。
そこで、個人の能力を引き出し満足させると同時に、組織の目的を達成できるような仕組みを考えることが必要になります。「個人を生かす組織」とはどのようなものか、どうすればそれがつくれるのか、を研究し続けています。

プロフィール

兵庫県北部の寒村で生まれました(私は兵庫県の出身というより、山陰の出身という意識をもっています)。当然、まわりには会社をはじめ大きな組織はありません。そのような環境で育ったため、組織を身近に感じることはほとんどありませんでした。
大人になってから組織で働きましたが、個人より組織の論理を優先する「宮仕え」には違和感を覚えました。自分のように組織が好きではない人間でも参加でき、窮屈に感じない組織をつくるにはどうすればよいか。こう考えたのが、組織を研究するようになったきっかけです。
自己紹介で、「組織論を研究しているが組織は好きでない」というと相手は怪訝な顔をして、「それならなぜ組織論を研究しているのか」と訊かれることがあります。そんなときには、「酒屋の主人が酒飲みとは限らない。組織が好きでない者の方が客観的に見える面もある」と答えることにしています。好きなものは、いろいろ。嫌いなものは会議、スピーチ。
詳しくは「太田肇の公式ホームページ」をご覧ください。

メッセージ
自発的な学びを忘れずに

これまで皆さんは、知識の詰め込み、あるいは答えのある問題を要領よく解くことに力を注いできたのではないでしょうか。また、与えられたり、押しつけられたりして勉強してきた人が多いと思います。
しかし、IT革命に象徴されるように情報化やソフト化が急速に進行するこれからの時代には、単なる詰め込んだ知識や、問題を要領よく説く能力はあまり役に立たなくなります。逆に、自分の頭で考えて新しいものを創り出す能力や、情報を解釈したり判断したりする能力などは、いっそう重要になってきます。
また、受け身の勉強では知識や能力は身につきにくいし、それを使う力もつきません。大学という「場」を利用して自発的に勉強するという姿勢を大切にしてください。そうすることによって、自ずと勉強も楽しくなるはずです。
知的好奇心に駆られて学ぶのもよし、功利的な動機で学習するのもよし。いずれにしても、ほんとうの勉強は自発的に行うものだということを忘れないように。