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教員紹介

教員紹介担当科目・演習紹介

岡本 由美子 教授

おかもと ゆみこ 岡本 由美子 教授

専門分野グローバル社会は持続可能か?
研究室渓水館229号室



専門分野について

現在、企業の立地に関して、非常に面白い現象が見られる(と、少なくとも私にはそう思われる)。我々は、IT革命の恩恵を大いに受け、地理的空間、時間に関係なく、瞬時に通信が可能となった。また、どこにいっても、膨大な情報量の入手または発信が可能となってきたはずである。しかるに、奇妙なことに、企業の立地は決して分散する方向にない。アメリカ合衆国カリフォルニア州にあるシリコンバレーに代表されるように、ハイテク企業ほどある一つの地域に集中する傾向にある。まさに、グローバル・パラドックスである。私は現在、この産業集積(よくクラスターと呼ばれる)が一体どのように形成されるのか、また、その中における政策の役割とは何かについて主に研究をしている。現在、この種の研究は、グローバル化社会における国家レベルの政策のみならず、地方レベルの産業活性化政策とも大いに関連しており、注目を浴びている(と、少なくとも私は信じている)。

プロフィール
まだまだこれから・・・

静岡県生まれ。東京外国語大学、オハイオ大学大学院経済研究科(修士課程)、ハワイ大学大学院経済研究科(博士課程)で学ぶ。大学の職に就く前は、開発コンサルタントとしてODA関係の仕事に従事したり、アジア経済研究所で途上国経済の研究に従事しながら、開発の現場に触れてきた。1995年より、神戸大学、ブランダイス大学(アメリカ合衆国マサチューセッツ州)、名古屋大学の大学院で国際経済・国際開発関係の研究・教育に従事。縁あって同志社大学で平成16年からお世話になることになった。

メッセージ
自分の考えを持って

自分のこれまでの人生を振り返ってみると、学生時代は苦しかったこともあるが、本当に楽しかったとつくづく思う。世間からは大学の先生はさぞ研究の時間があるだろうと思われているようであるがとんでもない。一旦社会にでてしまえば、暇な職業などないのである。何を言いたいかといえば、学生時代ほど、多くのことを思う存分自由に学び、また、様々なことを経験できるチャンスはないのである。大学の教師でさえそう思うのである。大学時代という自由な時間がもてる貴重なチャンスを是非、有効に活用していただきたい。

それから、是非、現代社会問題に関心を深く持ち、かつ、自分の意見を持ってもらいたい。政策学部に入学した以上、それは当然であるが、「他人がこうだから自分もそうだ」というのではなく、また、既存の考え方にとらわれることなく、自分の考え方を是非、しっかりともってもらいたい。ただその際、自己主張を無闇にするのではなく、自説の根拠や論理をしっかりと示すことができるよう、4年間を通じて学んで貰えればと思っている。
最後に、「世界は1つである」という現実感覚を是非、持ってもらえればと願っている。我々が考えている以上に、科学技術の進歩ならびに各国の政策等の変化によって、経済の一体化が進んでいる。もはや、地球上の裏側の出来事は他人事では済まされないのである。その中でわが国が選択すべきこれからの道を、講義を通して学生の皆さん自身が模索することができるようになればと願っている。