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教員紹介

教員紹介担当科目・演習紹介

Ofer Feldman 教授

オフェル フェルドマン Ofer Feldman 教授

専門分野政治心理学
研究室渓水館228



主な担当科目

政治行動学/現代日本政治//Political Process/Japanese Politics

担当科目講義内容

政治行動および現代日本政治の講義の中心テーマは政治行為であり、政治的な活動とその結果が個人や集団、国家にどのような影響をもたらすかということについて解説します。授業ではコミュニケーションやリーダーシップ、政治と文化、学習と政治的社会化などについて細かく論じます。論理的な話だけではなく、私自身が政治家やオピニオン・リーダーなどの関係者から集めたデータも折り込んで講義します。同時に私の授業では慣例となっていますが、政治家やマス・メディア関係者などを授業に招き、こういう人たちから政治や日本社会についての話を聞いて、現代の日本の見方、若者の関わり方および役割について話してもらう予定です。2004~2015年度は共同通信社論説委員、朝日新聞東京本社政治部長、読売新聞東京本社政治部長、朝日新聞大阪本社論説委員や社会部記者、衆議院議員、参議院議員、国会議員政策担当秘書、在日イスラエル大使館次席/公使、NGO関連校校長、政治フリージャーナリスト、外国人記者などをお招きしましたが、皆さんご自分の仕事について語り、学生諸君といろいろな意見交換をし、こういった国政に関わる人々と直接接触できたことは学生にとってもたいへんいい経験になりました。

演習1
政治的行動と心理/Political Behavior and Psychology

本演習ではミクロ政治、特に現代国家における市民がどのような政治的行動をとるか、さらにその行動の原因と結果、などを中心に学んでいく。具体的には政治的態度や政治参加(投票行動を含む)、政治過程と大衆の関わり方、政治的社会化とそのエージェントの役割と影響などのテーマを取り扱う。

主たる三つのテーマとしては、第一にリーダーシップ、とりわけその形成、役割と機能, 政治的動機と野心、 リーダー(政治家)の行動や意思決定過程への影響など。第二としてコミュニケーション、特にその性質や特徴、マス・メディアと政治的行動との関わり、メディアと情報、メディアの使用と効果、メディアによるイメージとイメージ操作、政治言語、スローガン、メタファー、サウンド・バイト、 スピン・ドクターなど。第三は, 文化と政治文化および政治的行為、文化と社会、比較政治文化、異文化間コミュニケーション研究の現状と問題点、などを取り上げる。ここで学んだ知識は全て、以降の演習ⅡおよびⅢ、卒業研究ⅠおよびⅡの基盤となる。したがって本演習では、上記のことがらの理論的側面だけではなく現実的側面も対象として取り上げる。学生諸君からの活発な参加も期待する。

演習の進め方としては、輪読の形式をとり、各学生が自分で関心をもって選んだテーマについて、毎回1~2人のレポーターの発表に基づいて全員で討論していく。だからこの演習では、単に知識を学ぶというだけではなく、自分の言葉で自分の意見を語る技術も磨いていって欲しい。演習の主役はあくまでも学生諸君であるから、活発なディスカッションを期待したい。それが演習参加の条件でもある。さらに国内の政治だけではなく、国際政治や比較政治などについても興味を持ち、政治だけではなく、心理学や社会学、文化人類学などについての知識や分析能力も身につけて欲しい。

学生へのコメント

この演習に加わる前に、まず政治に関心を持ってもらいたい。つまり身の回りのこと、国際政治、社会に対して関心を持つことだ。具体的には新聞の政治面を読むこと、政治に関連するテレビ番組ならバラエティでも構わないので、習慣として見るようにすること、とにかく社会に対する興味と参加意欲を持つようにしてほしい。また、前もって理解しておくべきは、本演習は、あくまでも学生が自主的に作り上げる学習、研究、討論の場であるということだ。ただ黙って座っている受講者は困る。おしゃべりなくらいでちょうどいいのである。誰も何も言い出さなければ何も動かないし、動かせば問題は解決していくことを経験してほしいと思っている。各人のオリジナリティも大事にしたいと思うので、自由な発言や発表、研究によって互いに刺激し合うことを期待する。同時に、演習は勉強するというだけではなく、講義が一つの組織となるので、それを運営していく(小さなことでも仲間と考え、協力して問題を解決していくこと)という経験もしてほしいと思う。自分の頭で考え、論理的に意見を述べ、行動できるようになろう。 換言すれば演習によって、社会人になっても、そこの生活で恥をかかないよう、より活躍できるための素地を身につけていこう、ということだ。

演習2
政治的言語と対話/Political Language and Discourse

この演習では、ミクロ政治と現代日本社会におけるコミュニケーションの役割と影響について考える。中心テーマとしては、政治的コミュニケーション、政治言語、政治的対話、政治的シンボル、政治的イメージ、メディアと情報および操作、内容分析、ディスコス分析などの概念を明らかにし、日本と欧米における政治的コミュニケーションの性質や特徴について比較的な視点から検討することとする。

演習3
現代日本政治における諸問題/Issues in Contemporary Japanese Politics

この演習では、現在日本政治における諸問題を理解できるようになることを目的として、日本の政治の現場で起きている様々な現象についての基本文献(論文、新聞記事など)を読み、現代日本の政治過程を把握する。取り上げる内容としては、政治参加、投票行動、選挙制度改革、政党編成、利益団体、NGO、マス・メディア、現代日本政治の現状などを考えているが、学生諸君の希望も取り入れていきたい。