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教員紹介

教員紹介担当科目・演習紹介

Ofer Feldman 教授

オフェル フェルドマン Ofer Feldman 教授

専門分野政治心理学
研究室渓水館228



専門分野について

私の専門は政治心理学です。大まかに言うと、政治と人間との関わりの中で、人間の心理に関するものというのが全て私の関心事項です。人間の社会的、政治的行動と心理的な要因の関係について比較文化的側面からの研究を行っています。具体的には、日本人の政治行動(例えば、投票、リーダーシップ)とその原因と結果について研究を行い、さらにそれを他の先進国と比較したりしています。ここ30年間は、日本のマスメディアや政治におけるその役割、特に政治報道の内容とその影響、情報源とジャーナリストの関係、諷刺漫画の特 徴と構造、および政治的なイメージの形成と変化、政治リーダーのパーソナリティ、つまり政治的動機と人格が日本と他の社会ではどう 違うか、などについて研究し、加えて政治におけるシンボルや言語、その特徴といったものを取り上げてきました。現在の基本的な興味は、政治におけるコミュニケーションの影響です。「日本の政治家はコミュニケーションを通していかに聴衆を誘導するか(あるいは、政治的地位を獲得/維持する際における政治言語、ジョーク、握手の役割)」というのが研究の中心課題となっています。日本の政治は やはりとてもユニークなところがあるのです。じゃあ具体的にどこか、と考えると、ほんとうにきりがありません。その中で何かを見つけていくというのは、私にとってとても面白い作業です。これからも学生諸君と一緒に、いろいろなことに興味を持ちながら、研究を重ねていきたいと思います。

プロフィール

イスラエルのテル・アビブ生まれ。大学の学部まではそこで過ごしました。大学院はエルサレム・ヘブライ大学に移り、修士号を取ってから国費留学生として1982年に日本に来ました。最初に着いたのは大阪。大阪外国語大学で日本語を学んだ後、東京に移って、東大の新聞研究所(研究)、社会心理学研究室(博士過程)で5年間過ごし、博士号を頂きました。その後慶応大学で1年間過ごし、茨城大学で4年間、筑波大学で3年間、鳴門教育大学に移って9年間徳島県にも居住しました。その間、イギリス、カナダ、アメリカ、ドイツ、イスラエル、オーストラリアにも居住したことがあります。各地のスーパーマーケットと市場には詳しいです。

メッセージ

私の言いたいこと、まずひとつは Sense of Purpose「目標の認識」を持って、つまり自己実現のための目標をつくり、その達成のために野心やエネルギーを使って欲しいということです。
もうひとつは情報を収集することです。特にマスコミを通して世の中のことを読んだり聞いたりして理解して欲しいのです。基本的な情報はまず新聞にたくさんあり、記事はもちろん、川柳や諷刺漫画、広告まで、いろいろなことを新聞は表現しています。それを自分なりに毎日集めて社会のあり方を把握するのがまず社会的生活の第一歩です。
「目標の認識」を持ち、情報を集めることによって、いろいろな異なる視点や意見を持つことができ、興味や関心が豊かになります。これらが人生に意味を与え、社会及び他人、とりわけ家族や友達、先生、場合によっては自分自身に対する態度及び行動に影響が加えられます。結局、大学という場所では何かについての勉強だけではなく、自分に対する勉強もできるのです。
これと同時に学んで欲しいのは、自己表現すること、つまり自分自身の考えや意見を示し、物おじしないで考えを述べるということです。授業の後ではなく授業中に、教師に直接疑問を投げかけたり自分の意見や考え方を言うことです。「出る釘は打たれる」と言いますが、出ない釘は錆びてしまうということも覚えておくべきでしょう。だから授業中になるべく「出る」ようにした方が、もっと講義が活気づくと思うのです。