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教員紹介

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野田 遊 教授

のだ ゆう 野田 遊 教授

専門分野自治体の民主的・効率的運営に関する研究
研究室渓水館209号室



専門分野について

地方自治体が民主的かつ効率的に運営されるための条件について研究を進めています。専門とする学問は行政学や公共政策学です。政府は市民の税金で運営され、政策を展開しますが、そもそも市民のニーズは一枚岩ではなく、明確にとらえることは容易ではありません。行政サービスに対する市民満足度や政府に対する信頼の程度を数字で測り、これらを手がかりに、市民のニーズの特徴やその政策への反映に向けた行政の対応をはじめ、参加と信頼や首長のリーダーシップの関係などを検証してきました。仮にわれわれの政府が民主的に政策を決定していたとしても、税金を用いて非効率な運営になってしまっていては、政府や地域はいずれ立ち行かなくなります。人口が減少し、まちづくりの担い手が減少していくなかで、市町村と都道府県で構成される政府体系をどうするかにも強く関心をもっています。ある程度大きな規模の都市中心の体系にすべきか、小さな市町村が競い合うのがよいか、府県が市町村を補完するのがよいか、県中心の自治体に再編するのはありうるか、道州制は現実的か、市町村中心の体系を前提に自治体間の事業をシェアするのはどうかなど、民主的で効率的な政府体系やその条件を研究しています。

プロフィール

大阪府高槻市生まれ。総政設立2年目に、これからは政策に着目する時代だと信じ同志社の大学院(総政)で学びました。夢と焦燥感を抱いた学部生上がりの友人たちと、問題関心が明確な議論好きの社会人学生の中で、公共政策を学ぶ楽しい日々でした。卒業後、政策課題の検討ニーズが渦まく職場を求め、民間のシンクタンクに就職し11年間お世話になりました。優秀な行政職員や同僚から強い刺激を受けながら、自治体の計画づくりや地域の分析を重ねました。このときにクライアントと公共的課題の実情を共有した経験が現在の研究の底流にあります。その後、政策を学術的に深堀りしたかったため、長崎県立大学に移籍し、愛知大学を経て、現在に至ります。

メッセージ
「新しいことをする」習慣

何をするにしても「新しいことをする」習慣は、問題解決の手がかりになると思います。別の言い方ではチャレンジになりますし、チャレンジまでいかなくても従来からしていることを新しい方法で取り組むのが望ましいです。前例踏襲は誰にでもできるリスクをとらない方法です。社会人になるとあまりにも前例踏襲思考の人が多いことに驚くと思いますので、学生の間に、何に対しても新しいことをしようとする思考パターンを持っておくのが、みなさんの実力発揮の近道だと思います。安定を求めたい欲求もあるでしょうが、新しいことにチャレンジして変化し続けることでしか安定はないはずです。また、「新しいこと」や「新しい方法」を思いついたら、試行したり、シミュレーションをして、アウトプットを明確にイメージするのが望ましいです。ぜひ新しい考え方を社会に投げかける人材になってください。