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教員紹介

教員紹介担当科目・演習紹介

武藏 勝宏 教授

むさし かつひろ 武藏 勝宏 教授

専門分野立法政策過程論
研究室渓水館220号室



専門分野について

議院内閣政諸国における政府提出法案および議員立法の立案、議会への提出、議会での議事運営、委員会制度、二院制、会派による党議拘束などの制度と運用を実証的に分析し、議会制度、立法過程の理論的検討と制度改革についての提案を行っています。

プロフィール

1961年生れ、50代半ばのベテラン教員です。 1984年に神戸大学法学部を卒業して、国会職員を5年間経験しました。国立の学校に文部教官として出向(転籍)し、1996年に公務員をやめて、名古屋にある名城大学法学部教員となりました。同講師、助教授を経て、2004年に同志社大学大学院総合政策科学研究科教授に就任。当時の研究科は、専任教員6名 のアットホームな独立研究科でしたが、2010年の政策学部との統合に伴い、現在の大規模な陣容に転換しています。私自身も2010年に政策学部に移籍し、現在、学部教授と研究科教授を兼任しています。学部時代は国際私法、大学院修士・博士課程は法政策(公共政策)を専攻し、神戸大学より博士(法学)、大阪大学より博士(国際公共政策)を取得しました。2000年にロンドン大学客員研究員、2015-16年にもロンドン大学高等法学研究所にて在外研究をしました。専門は立法過程論、政軍関係論ですが、これまでの過去30年近い教歴で担当した授業科目は分野ごとに、法学、憲法、立法過程論、政策法務、政治学、行政学、経済学と、一応なんでもこなしてきました。主要著書は、『現代日本の立法過程・一党優位制議会の実証研究』(信山社・1995年)、『議員立法の実証研究』(信山社、2003年)、『冷戦後日本のシビリアン・コントロールの研究』(成文堂、2009年)などがありますが、『日本の立法過程╶比較法的研究』を公刊すべく、現在格闘中です。

メッセージ

政策学を学ばれている皆さんはなぜこの分野を専攻されたのでしょうか。私が学部生だったころには、政策を冠する大学院はありましたが、学部は皆無でした。その後、1990年代になって、学部レベルでも、政策学が普及してきましたが、その発端は、冷戦構造の崩壊や、急速な少子高齢化、グローバル化に伴う経済・財政システムの硬直化など、内外の政策課題に日本が直面し、その問題解決のための「政策学」の構築と人材育成が急がれたことにあると思われます。従来、政策は、官僚制を中心に政府の公務員が企画立案するものとの限られた認識がありましたが、今日では、政策の企画立案段階から、民間のシンクタンクや大学の専門家が関与する機会は格段に増えています。もちろん、政策の議題設定は、本来、政治家の役割ですが、政治主導の名のもとに、政官関係も大きく変容しています。こうした現代の転換期において、政策学が公共政策や国際関係、企業の経営管理において果たす役割は無限大の可能性があるといっても過言ではないでしょう。もとより、政策の企画立案やその執行、適正な管理・評価のためには、「政策学」の基礎となる政治学・法律学・経済学・組織論の四分野の修得が欠かせません。私は法学部の出身ですが、公務員の経験や、政策系大学院での4年間の在学、2年間の国内・在外研究を通じて、法律学だけでなく幅広い分野にかかわってきました。政策学のスペシャリストとして、学部生の皆さんには、一つの分野だけでなく、いろんな学問分野に是非トライしてほしいと思います。自分に何が向いているかは学習し、体験して初めて実感できると思うからです。