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教員紹介

教員紹介担当科目・演習紹介

三好 博昭 教授

みよし ひろあき 三好 博昭 教授

専門分野革新的技術・経済厚生・社会の仕組み
研究室志高館277号室



専門分野について

 私の研究の関心は、革新的技術を社会の経済厚生増大に結びつけるためには社会の仕組をどのように改革しなければならないか、という点にあります。この問題意識の下、ここ数年は、自動車の新技術を対象として、その社会的インパクトや社会普及のための政策を研究しています。たとえば、電気自動車、プラグイン・ハイブリッド自動車、燃料電池自動車等の次世代自動車について、こうした自動車の普及によって、世界の都市の大気汚染がどれだけ改善されるのか、普及させるためにはどのようなインフラ整備や経済的インセンティブが必要か等に関する研究を、内外の共同研究者と共に推進しています。また、最近、世界中で注目を集めている自動運転の研究も進めており、自動運転車の普及によって誰がどの程度の便益を享受するのか、自動運転のシステム方式によってそれがどのように異なるのか、自動運転のコストは誰が負担すべきか等を研究しています。
 私の研究者としてのもう1つの活動は、寒梅館の3階にある技術・企業・国際競争力研究センターのセンター長としての活動です。この研究センターは、AIやビッグデータ処理技術等の革新的技術を効果的に活用し、且つ技術の負の側面を制御するような新しい社会の仕組みを、理工系領域の研究者と人文社会科学系領域の研究者の融合組織で探求しています。この研究センターが開催するセミナーには、政策学部の学生の皆さんが関心を持てるテーマも数多くあります。一度ホームページを訪問してみてください。
http://www.itec.doshisha-u.jp/j/

プロフィール

1960年大阪市生まれ。1979年に同志社大学経済学部に入学。史的唯物論に圧倒されると同時に、新古典派経済学の数学的エレガンスに魅了され学部生時代を過ごしました。卒業と同時に、情報処理サービス企業に就職し、前半の8年間はシステムエンジニアとして、後半の12年間はシンクタンク研究員として活動しました。この会社の親会社は総合商社でしたが、商社員というこれまで接触する機会がなかった方々と仕事をご一緒させていただいたおかげで、それまで「答えは解くもの」と思い込んでいた私は、「答えは創るもの」でもあるという思考のコペルニクス的転回を経験することができました。また、シンクタンク研究員時代は、バブル崩壊以降の日本の社会経済構造の転換期にあたり、様々な政策課題の研究に取り組むことができました。私は、その後、2004年に専任フェローとして同志社大学に戻り、2008年に総合政策科学研究科の教員に採用され現在に至っています。

メッセージ
将来を創造するのは皆さんです

古今東西、将来は不確実性ですが、飛躍的な技術革新等を背景に、今は、以前にもまして社会がどのように変化していくのかが予測しにくい時代になっています。既存の体制の中で成功している者も、もし謙虚さを失い努力を怠ればその座を去らねばならなくなるでしょう。ではそういう時代にはどう対応すべきでしょうか? 私は、皆さんに、こうした時代こそ自身が世界を変革し将来を創造する主役になり得る絶好のチャンスと前向きに捉え、1つ1つのプロセスを味わいながら進んで欲しいと思います。これからの4年間、いかなる分野・形で社会に貢献するかについて自問自答を繰り返し、自身と社会の未来を切り開く端緒をつかんでいただきたいと思います。