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教員紹介

教員紹介担当科目・演習紹介

風間 規男 教授

かざま のりお 風間 規男 教授

専門分野政策の形成及び実施の過程の分析
研究室渓水館211号室



専門分野について

今、政治学の立場から、公共政策論や政策過程論をフィールドとして、環境政策や防災政策の研究を続けています。最近特に魅力を感じているのが「政策ネットワーク」という考え方です。これは、人と人、組織と組織がどのような関係を作れば、いい政策を作ることができるのかを考えるものです。たとえば、「安心なまちづくり」を推進するためには、自治体、学校、警察、地域コミュニティ、企業、NGO、家庭などが、協力しなければなりません。問題意識や情報を共有し、「その問題はとても重要だ」と思った人たちが自主的に参加をして、問題の解決に役に立つ資源を持ち寄る。このようなネットワーク関係を築くにはどうしたらいいのかについて、自治体の職員の人たちと一緒に研究しています。

プロフィール

1963年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1993年まで東京に居住し、その後、関西で最もディープな土地にある近畿大学にお世話になる。ただし、関西に来たときから京都の知恩院の近くに住み続けている。引っ越した時分は、観光客気取りで、名所・旧跡を巡っていたが、10年経って、ようやく京都の奥深さを実感し始めている。

趣味は、音楽鑑賞。ロック・クラシック・ジャズ・椎名林檎などのCDを買いまくっており、所有枚数不明。ジョン・レノンを愛し、マイルズ・デイビスに憧れ、グレン・グールドと戯れている。

メッセージ
自分の立ち位置

社会がだんだん息苦しくなっている。この時代を生きていくのに一番大切だと思うのは、組織の中で自分を生かす能力である。就職しても、上司と衝突し、自分の能力が生かされていないと感じて、組織を飛び出してしまう人が多い。自分の生き方と組織の都合との間で折り合いをつける術(すべ)を知らないからである。大学時代に、サークルでも、ボランティアでもいいから、組織に身を置いて、そこでの自分の役回りを意識し、どのような人間関係を築けばいいのか、どのように話せば人は納得してくれるのかといったことをどんどん経験していって欲しい。

もう一つ、大学4年間で、広い分野の本(特に文学書や哲学書)を読み、美術や音楽に親しみ、「教養」を身につけることを薦めたい。そんなものは、自分の生活に役立たない?たいていは、そうである。しかし、ヨーロッパの人たちと接する機会があれば分かるが、人間として尊敬し合えるのは、教養の深さなのである。たとえば、「日本文化の特徴ってなんですか?」という質問に、即座に自分なりの答えを提示できなければならない。と書きながら、私自身どう答えようかと悩んでいるが(つまり教養がないってこと)。その点、長い歴史と深い伝統をもった京都という街の真ん中にキャンパスがあるというだけで、幸運である。この機会を十分生かして欲しい。