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教員紹介

教員紹介担当科目・演習紹介

今里 滋 教授

いまさと しげる 今里 滋 教授

専門分野ソーシャル・イノベーションの理論と実践
研究室志高館253号室



専門分野について
総合政策科学研究科教授
研究テーマ

市民による社会変革戦略・手法の実証的研究

研究内容

これまで政府とくに行政が擅断してきた公共問題の解決や公益の実現を市民自身が担う動きが、NPOやいわゆるコミュニティ・ビジネスといったかたちで活発化している。 しかし、その戦略や手法にはまだまだ問題点や課題が山積している。本研究は自ら市民公益事業を企画実践するという社会実験的アプローチを用いて、 わが国における市民主体の社会変革の戦略や手法、さらにはその変革を担う社会起業家の育成について考察するものである。

プロフィール

1951年福岡県飯塚市生まれのB型です。福岡県立福岡高校から九州大学法学部に入学。体育会系サッカー部では右サイドバックで活躍(したかどうか?)。法学部に7年在籍後、九州大学大学院法学研究科にて法学修士と法学博士の学位を取得。大学院に入ってから社会人ラグビーを始める。ポジションは左フランカーからはじめて、ほぼ全ポジションをこなし、最後はフロントローに。大学院時代にフルブライト全額給費留学生として米国シラキュース大学マックスウェル行政大学院に留学。現地のラグビークラブSyracuse Roguesに入り、必殺のタックルを習得するも、50歳前の左膝靭帯断裂を機にラグビーを辞め、今は“無スポーツ状態”です。現在の趣味その1は、数日遠ざかると“禁断症状”に陥るのは料理です。材料、お客、その場の雰囲気に合わせて、即興のオリジナル・キュイジンで内外のお客をもてなし、“人儲け”をするのが楽しいのは、そろそろ仏教で言う林住期に入った証拠でしょうか?最近始めた趣味その2は、狩猟と射撃です。とくに農作物を荒らすシカをターゲットにしています。鹿肉は、英語ではVenison。脂質が牛肉の数十分の一と言われ、鉄分も豊富な最高の赤身です。牛や豚のようにお金や手間暇かけて育てなくても、健康にいい肉が身近な山にあふれているのですから、これをいただかない手はありません。(参照、C.W.ニコル、『Venison うまいシカ肉が日本を救う!』)政策学部今里ゼミにも狩猟免許を取得する学生が出てきています。最近は“狩りガール”も人気です。みなさんも是非トライしてみてください。

メッセージ
見たら、考えよう。考えたら、言おう。言ったら、やろう。

私は「政策」とは問題解決のための戦略・戦術であると思っています。問題とは理想と現実のギャップのことです。現実をありのままに受け入れ、「今の自分も、社会も、国も、世界も、これで十分でハッピーや。」と思う人には問題意識が芽生えようもありません。理想がないからです。逆に「このままやったら、あかん。」と思う人には何らかの理想があると言えます。では、「理想なんか、みつからへん。」という人には、ドイツの哲学者イマヌエル・カントの言葉を贈りましょう。カントは、「自ら考え悩む代わりに書物の知識に頼ること、良心とは何かを自ら突き詰めて想い至るのではなく安直に牧師の説教に頼ること」、つまり自分で考えようとしない精神的怠慢を「未成年状態」と呼び、戒めました。彼は言います、「知る勇気をもて(Sapere aude!)」と。すなわち、「自分の理性を使う勇気をもて(Habe Mut, dich deines eigenen Verstandes zu bedienen!)」とわれわれを励ますのです。カントにとって理性とは普遍的価値を、つまり理想を、自ら考え抜き把握する、人間が本来潜在的に持っている知的能力のことなのです。「そんな知の潜勢力が誰にでもあるんやで。」と諭してくれるカントはええ人ですやろ?みなさんも、「私がいま考えていることって、誰かが言ったこと、書いたこととちゃうやろか?」と気にしつつ、オリジナルな思考力を磨いてみませんか?