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教員紹介

教員紹介担当科目・演習紹介

井口 貢 教授

いぐち みつぐ 井口 貢 教授

専門分野観光文化政策
研究室渓水館223号室



主な担当科目

文化政策

担当科目講義内容

文化政策の関心領域は多様で多義にわたるというのが現状ですが、基本的には芸術や文化を振興していくための公的支援政策を意味するものとして昨今注目を集めてきたという経緯はあります。 ここでいう「公的」というのは、必ずしも行政のみの意思決定や行動を意味するわけではありません。行政(官あるいは狭義の公)や企業、 市民団体、市民などが連携・協働することで「新たな公」を創出し、地域社会のなかで一人ひとりの人がその人格と個性を尊重され、 心豊かに暮らしていくことができるような生活環境の整備・充実を、とりわけ生活文化の側面を重視しながら考究していくことも文化政策の重要な課題です。 換言すれば、俗にいう高級芸術や高文化の担い手を支援する(パトロージュする)方策を考え、その享受の機会を創出し拡大していくことを求めるのも文化政策であれば、 柳田國男がいうような「常民」の日常の暮らしのなかにおいて、文化的・創造的環境を整えていくのも文化政策なのです。 とにかく、文化に対して旺盛で多様な好奇心をもって学んでいきたいですね。

演習I
地域に学ぶ文化政策

固有価値を尊重し、そこに住まう人々が矜持をもって心豊かに暮らすことができるような地域社会のあり方を、文化政策としての地域振興策(まちづくり政策)や観光文化政策を導きの糸としながら考察したいと思います。 そして、学生の皆さん一人ひとりが自らのフィールドを設定し、そのまちが抱える問題や課題を発見し、その解決に向けての研究と提言ができるようにしたいと思います。 フィールドワークのモデルケースの場の提供と実践、あるいはそれに関連したゼミ合宿なども、皆さんと議論するなかで実現することができればと思います。

学生へのコメント

地域について学び、地域から何かを学び取るためには、資料文献の収集からその読解、分析、そしてそれを確認するためのフィールドワーク、参与観察、 そしてフィールドワーク後の研究室での考察や議論、といったことを繰り返し自己の考えを(大袈裟にいえば、自己の地域に対する思想)を構築していかなければなりません。 しかし、地域は生き物です。一筋縄ではいかない困難に直面することもあるでしょう。 軽いフットワーク、柔軟でめげない心、共感の念を忘れない思いやりの精神、いい意味でのノリの良さ、どんなことでもいいので、ひとつの特技(例えば、 「カラオケを歌えば誰にも負けない」などでもいいのです)への自信などをもってください。