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教員紹介

教員紹介担当科目・演習紹介

井口 貢 教授

いぐち みつぐ 井口 貢 教授

専門分野観光文化政策
研究室渓水館223号室



専門分野について
文化政策・/観光政策/地域観光文化論

次のような指摘を耳にしたことがあります。わが国には「観光業学」や「観光産業学」はあっても、真の「観光学」は不在であると。 周知のように、二〇〇三年(平成一五年)一月の国会の施政方針演説で、当時の小泉純一郎首相はいわゆる「観光立国宣言」を行いました。 実はわが国は、「観光後進国」(不適切な表現かもしれませんが)と揶揄されてきました。 このような汚名を返上し真の観光立国となるためにも、真の「観光学」の必要性が問われており、 それに応え得る豊かな可能性をもったものが「文化政策としての観光振興論」すなわち「観光文化政策」であると信じています。 即効的な地域経済への波及効果のみを求める観光政策では、本当の意味で地域を幸福にすることはできません。 地域の生活者の目線に立って、先ずそこに住まう人々が自らのまちを誇りをもって“観光”することができる方途、地域がもつ固有価値を大切にして、 地域経済と地域文化がともに歩調を合わせ新たな創造の段階へ導かれていくようなオールタナティブな観光政策。 こうしたテーマを自らに課し、文献の渉猟とフィールドワークを通して求めています。

プロフィール

1956年滋賀県生まれ(現:米原市)の水瓶座、A型。高校から大学院までずっと自宅通学を余儀なくされ、つまらぬ青春だと思っていましたが、 大学教員という職を得て初めて実家を出て暮らしたまちが愛知県の岡崎でした。このまちは、今でも大好きなまちです。 その後岐阜に移り、そして京都では本学がふたつ目の大学です。(計、4つの大学を経験したことになります)猫の額ほどのエリアを移動しただけに過ぎませんが、 それでもちっぽけな国・日本の「広さ」を体感したことも事実で、何らかの形で研究生活にも活かされているような気がしてなりません。そして改めて実感したのは、 歴史(特に、生活文化史)に裏打ちされた地域の個性は、とても重要だということです。

メッセージ
史心・誌心・詩心を大切にして、書を携えて、街に出よう!

「書を携えてまちに出よう」これは、ある詩人が残した言葉をもじったものです。情報が錯綜する現代社会ですが、しかしそうしたなかで好奇心をもって情報や文献に当たり、 主体的な視点で取捨選択し、それを現場で確認し、そのことでさらに自己の考えを修正し、主体性をもって生きていくためのフィロソフィーを確立してください。その際に忘れて欲しくないことは、地域・まち・そして他者に対する共感の念です。同志社大学での4年間、人生の大切なときを大切に過ごしてください。
同志社大学での4年間、人生の大切なときを大切に過ごしてください。