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2008年03月05日

【No.55】『 政策学部 × 北見裕介 』

 「政策学部ってどういう学部ですか?」と聞かれることは多かったです。まだまだ関西では数が少ないですし、いまいち何をするのかが掴みにくい名前なのでしょうね。そこで私は以下のように答えていました。

「法学・政治学・経済学・組織論の知識をもってアイデアを出せる人を育む学部です」

 これはもちろん学校的に決まっているものではなく、私自身の印象からの答えです。しかし、このように大学外部の人に説明することで、私自身に「アイデアを出さなければいけない存在」として見られるというプレッシャーを課し、そのなかでどのようなアイデアを出すのかを思案する楽しみを見出してきました。自分の現時点の意見は、社会で通用するのかどうか。それを確かめる作業が私の大学4年間のテーマだったのかもしれません。

 私は1回生の後半から、実際に社会で自分が通用するのかということを確認する行動を始めました。利用したツールはインターンシップです。インターンシップとは、簡単に言えば就労体験です。学生のする時間給アルバイトとは違い、社会人と同等の職務を与えられながら働くというもの。インターネットショッピング関連の企業で1年、そしてゼミ担当の太田肇教授からのつながりで人事コンサルタント業を営む企業で2年働いてきました。パソコンの知識なくパソコンでの業務に携ることで、自分の武器をとしていき、それを応用するカタチで営業をするようになりました。

 営業として外回りをしていくなかで、「君、大学生だよね?」と聞かれることは多々ありました。そのなかで「政策学部生です」と言うと、その相手先の方にとっては知っている政策学部生は私だけとなります。また、大学生というとイコール遊んでいると考える人も多かったのが事実です。そしてそんな中での出会いはつまり、政策学部の印象は私次第で決まってしまうのだということです。大学愛を語るつもりはありませんが、政策学部また大学生のイメージに関わる行為をしているなという気持ちはいつも心のどこかにはありながら働いていました。

「この人にとって政策学部生=北見裕介になるのだな」

 それは良い刺激となり、冒頭に書いた「政策学部生だからこそ出せるアイデア」というものにこだわったこともありました。政策学部の北見裕介だからこそ、どんなアイデアが出せるのか。それを実行するために、大学にも休むことなくしっかり通えましたし、学業プラス仕事という環境でも、それを苦にせずむしろ相乗効果のように感じて大学に通い、社会で働きました。

 政策学部生的なアイデアとは何かと聞かれれば困るところですが、企業という利益を出さなければいけない存在のなかで、利益を出しながら社会にとって最適な提案とは何かということを意識し続けることは大切と日々思ってきました。ほかにも大学外の活動では、島根県隠岐郡の海士町という離島におけるインターネット発信を利用したまちおこしに参画したことは大きな経験でした。

 いま私は卒業を控え、「 政策学部の北見裕介 × 後輩の大学生 」で何ができるかと考え、そこからゼミの後輩とともに太田ゼミ特別研究会というものを立ち上げました。これは普通の必修ゼミではなく、組織論・モチベーション論について社会の人を巻き込んで、また社会に還元できるような研究をしていこうと考えたものです。ポリスタスタッフのmomoやこのGOGO!で記事を書いたてっしぃTSUTAYAまーま☆と共に卒業ギリギリまで何ができるのかを考え、何ができたのかを私は社会人になってから遠くで見守るつもりです。さて、春からの後輩の政策学部生たちは、どんな政策学部らしさを見せてくれるのでしょうかね。


↑「太田ゼミ×北見裕介」
ゼミ生は個性的でとても楽しい日々でした。写真は研究発表会。


↑「太田肇教授×北見裕介」
太田先生には大変お世話になりました。


↑「企業×北見裕介」
この写真はまだ働き始めの頃。若いなー!


↑「海士町×インターネット×北見裕介」
まだまだ取り組みははじまったばかり。将来的には京都×海士町を!


↑「太田ゼミ特別研究会×畠山友晴さん×北見裕介」
特別研究会初イベントです。畠山さんのお茶講座とキャリア講演は最高でした。

北見裕介
学年:4回生
出身都道府県:奈良県

投稿者 staff : 2008年03月05日 01:28

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